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災害文献大事典

災害文献大事典

 

災害文献大事典

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監修

干川剛史
(大妻女子大学人間関係学部教授)

編著者

文献情報研究会

巻数

全1巻

体裁

B5判・上製・函入・約500頁

本体 18,000円+税
ISBN 978-4-284-50131-6
刊行年

2009年06月刊

戦後60年間の災害分野の文献を徹底調査・収録した事典。書物に刻まれた先人の知恵を、現代に活かすための事典です。
収録文献数は約4,000点。災害・防災分野の文献調べは、まずこの1冊から。
〈おすすめ先〉
●図書館・機関
大学・短大・専門学校図書館/公共図書館/地質研究所、防災研究所、災害復興センター/新聞社、テレビ局などマスコミ関連会社資料室/行政各機関ほか。
●研究者・学生から一般まで
災害情報学、災害社会学、災害史、地震・火山・豪雨・地すべり・洪水・土砂・竜巻などの災害、自然災害、自然災害科学、地域安全、防災教育、災害リスク、土木などの研究者から学生、行政各機関の防災担当者、災害と防災に関心をもつ一般の方々まで。

 
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内容構成

内容:戦後から現代までの災害・防災文献を収録
1945年から2008年末までに刊行の文献約4,000点の書誌データと略目次を編年体にまとめ、五十音順に掲載。

付録:災害4分野別の基本書一覧
本編の書目から、?地震災害?火山災害?気象災害?その他重油流出・原子力関連の災害に分け重要書目を掲載。

索引:50音順目録、著者名別目録として活用が可能
「書名索引」には編著者名を、「編著者名索引」には書名を付記しており、便利な目録として活用できます。

利用法:論文・レポート執筆の資料に、幅広い学習用に
研究の基礎資料、調査資料として、防災分野で活動する行政担当者や一般の方々の学習など幅広く活用できます。

 

刊行のことば

干川剛史(大妻女子大学人間関係学部教授)

戦後から近年の災害関連の膨大な文献を監修者として通覧することで気づくことは、災害は、それが発生した時代・社会の状況を映し出す鏡であるということである。 すなわち、戦後の復旧期では、地震や台風による大きな被害が各地で発生していたが、行政、防災機関、マスメディア、研究者はそれに十分対応できなかったことが、災害関連の文献数の少なさから見てとれる。そして、日本が高度経済成長を経て「豊かな社会」になって行くにしたがって産業の発展、情報通信・交通機関の発達に伴う都市化の進展によって大都市部への産業と人口の集中化・過密化、地方都市の産業空洞化・人口流出、農山村部の産業衰退・過疎化が顕在化・加速化し、それぞれの地域が災害に対して脆弱になっていく。それが顕在化し、人々に痛感されたのが、阪神・淡路大震災であった。そして、この大震災を契機にして「災害に強い社会づくり」を目指した行政、防災機関、ボランティア、マスメディア、研究者等による取り組みが盛んになったことが、1995年以降に災害関連の文献が急増することからもわかるであろう。このように先人の災害・防災に関する取り組みを文献により見直す本書は、阪神・淡路大震災以降に大きく転換している災害・防災意識の変遷や今後の課題を考えるうえで貴重なレファレンスとなるであろう。

推薦のことば

過去の災害との比較・検証に不可欠な4,000点の文献リスト
阿部勝征(日本災害情報学会会長、東京大学名誉教授)

災害の規模は発生のTPO(時・場所・条件)で決まるといってよいが、いくつかの要因が複合したときには複雑な様相を呈する。様々な要因が絡む災害を十分に理解するには類似した過去の災害との比較検証が必要となり、そのためには文献調査が欠かせない。「災害文献大事典」は戦後から現代までの災害・防災に関する約四千点の文献リストを集めたものである。災害・防災に関わる専門家や自治体職員ばかりでなく、一般の方々にもその活用をお薦めします。


●災害から社会が立ち直るのに必要なことは何かとの視点で編集
北原糸子(歴史地震研究会会長、立命館大学特別招聘教授)

災害は実験できるわけではないから、過去の災害を調べることからまずはその実態を知ることが必要だ。そのための手掛かりとなる文献事典がこの度刊行される。災害から社会が立ち直るにはどのようなことが必要とされるのか、阪神・淡路大震災以来、被災地の人々との交わりを通じて災害支援に努めて来られた監修者干川剛史氏ならではの視点で選ばれた戦後の災害文献事典は、災害研究者、防災関係者だけでなく、いま、広く社会が必要とする一書である。


●不条理な出来事としての災害に学際的に取り組むために―
藤吉洋一郎(日本災害情報学会副会長、大妻女子大学文学部教授)

災害は日常できることが急にできなくなるなど、昨日までとは不連続な現実をもたらす不条理な出来事である。しかも災害を防ぎ被害を軽減するには、何か特別な手立てがあるわけではない。個人個人から社会全体にまで至る様々な局面での、日ごろの備えの積み重ねが必要なのである。このため災害や防災にはきわめて広い分野の学際的な取り組みが必要だ。『災害文献大事典』はそうした時代の要請に応えるものとして大いに期待している。

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