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日系移民資料集 第IV期 ハワイ年鑑 第3回

日系移民資料集 第IV期 ハワイ年鑑 第3回

 

日系移民資料集 第IV期 ハワイ年鑑 第3回

カタログPDF

巻数

全5巻

体裁

A5判・上製・総約11,400頁

本体 揃:160,000円+税
ISBN 978-4-284-20100-1
刊行年

2010年02月刊

 
 

底 本

『日布時事布哇年鑑』(日布時事社編輯局編 日布時事社刊 昭和2年〜昭和16年)

特 色

昭和二年(一九二七)から昭和一六年(一九四一)まで、 日布時事社より刊行された『日布時事布哇年鑑』、全14巻を3回に分けて復刻・配本。『日米年鑑』に続く日系移民資料集第?期。

各年とも豊富な統計資料と地理・歴史・人口・政治・  選挙・軍事・司法・産業・貿易・銀行及信託業・航空・交通・宗教・教育・文芸演劇・団体・新聞及雑誌・布哇同朋職業別人員表など(一部年によって変更あり)の分野別解説、および、「布哇日本人人名住所録」によってハワイ日本人移民の動向を知ることができる。また、口絵の「公人の写真」「建物」「ニュース写真」「スポーツ界」は、当時の状況を生々しく  伝える。昭和初期の日米関係史研究にとっても必備の基本資料!

各巻構成

配本内容
第1回配本(2008年3月刊行)1昭和2年(1927)
2昭和3年(1928)
3昭和4〜5年(1929-1930)
4昭和5〜6年(1930-1931)
全4巻 定価126,000円(本体120,000円+税)
ISBN978-4-284-20089-9
第2回配本 (2009年 2月刊行)5昭和6〜7年(1931-1932)
6昭和7〜8年(1932-1933)
7昭和8〜9年(1933-1934)
8昭和9〜10年(1934-1935)
9昭和10〜11年(1935-1936)
全5巻 定価147,000円(本体140,000円+税)
ISBN978-4-284-20094-3
第3回配本 (2010年2月刊行)10昭和11〜12年(1936-1937)
11昭和12〜13年(1937-1938)
12昭和14年(1939)
13昭和15年(1940)
14昭和16年(1941)
全5巻 定価168,000円(本体160,000円+税)
ISBN978-4-284-20100-1
全14巻 定価 441,000円(本体420,000円+税)

推薦のことば

ハワイ日系新聞の黄金時代の貴重資料
白水繁彦(3月まで武蔵大学社会学部教授、4月から駒澤大学グローバル・メディア学部教授)

 
 ハワイの日系メディアは、今日、日刊の『ハワイ報知』や隔週刊の英字紙『ハワイヘラルド』をはじめとして各種印刷媒体が覇を競っている。そして衛星経由の日本語テレビや地元ラジオ局も健闘している。しかし、拙著『エスニック・メディア研究』でも詳述したように、受け手の量や影響力という意味で、その黄金時代はなんといっても1920年代、30年代の約20年間であろう。サトウキビ耕地の労働者のストライキや、準州議会の日本語学校撲滅法案に対する試訴といった日系社会の大事の度に日本語新聞は世論を二分した。その熱気、その影響力は30年代に高潮に達する。そしてその世論をリードする一方の雄が相賀安太郎率いる日布時事社であった。いわば絶頂期にあった同社は、日系社会の総合目録ともいうべき年鑑を刊行。その年の経済の状況、政治の動きから日系社会の出来事まで、およそあらゆる分野をカバーした。そしてなんと後半は人名住所録となっている。おそらく寄付集めに資するという意図もあったであろうこの人名録だが、今日では研究者にとって様々な意味で生データの宝庫となっている。戦前のハワイ日系社会(むしろ「日本人社会」というべきか)を知る上で欠かせない第一級の資料である。


日本人移民の姿が描き出された貴重史料
吉田 亮(同志社大学社会学部教授)

  『日布時事布哇年鑑』全14巻が復刻出版されることになった。日布時事社が一九二七年から四一年まで刊行した年鑑としてすでに研究者には知られている。同社はハワイ日本人移民社会で最大の邦字新聞と称される『日布時事』主幹相賀安太郎が率いる新聞社である。しかし、国内で全巻を被閲できる機関がないだけに、その出版の意義は極めて大きい。一九二七年、ハワイ準州政府が制定した外国語学校取締法に対して合衆国最高裁より違憲判決がおりて以降、日系二世の「アメリカ化」、ハワイの立州化、満州事変や日中戦争、日米関係の決裂など諸問題に対応しながら逞しくハワイ社会に根を張っていく日本人移民の姿が諸分野を網羅しながら、日布時事社のフィルターを通して詳しく描かれている。「日本人住所録」も貴重なデータである。その史料としての価値の大きさについては今更言うまでもない。日本図書センターによる日系移民資料集の出版企画としてはすでに出版している日米新聞社版『日米年鑑』全12巻(一九〇五〜一八年)に続く第?期のものである。年鑑の出版を喜ぶとともに、この企画がさらに続いていくことを願う。

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