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まるごとわかる ふるさとおもしろ食べもの百科

まるごとわかる ふるさとおもしろ食べもの百科

 

まるごとわかる ふるさとおもしろ食べもの百科

カタログPDF

監修

向笠千恵子

巻数

全5巻

体裁

A4判・上製・カバー装・各巻56〜68頁・オールカラー

本体 揃:22,000円+税
各:4,400円+税
ISBN 978-4-284-20149-0 NDC 596
刊行年

2010年03月刊

全国学校図書館協議会選定図書

 
 

特 色

北海道から沖縄県まで、地域性に富んださまざまな食べものと、その背景にある食文化を紹介。日本の豊かな「食」と「文化」を伝える新ビジュアル百科。

各地でとれる食材をはじめ、ユニークな加工食品や独自の文化で発展した料理も大きく「食べもの」と捉え、都道府県ごとに代表的な食べもの3〜4点(総約150点)を紹介。地域別にまとめ、豊富な写真やイラストを用いて、見やすく分かりやすく解説します。

食べものの紹介のみならず、その食べものにまつわる歴史や地理的背景、開発や普及に貢献した人物や出来事など、「食」に関連したエピソードやコラムも収録。

ユニークな食材や加工食品のほか、各地の伝統食材や郷土料理についても紹介。また、各都道府県の地勢・風土や産業、県民性など基本データも充実。

巻末には、全巻で紹介したおもしろ食べものの地域が一目でわかる「都道府県別総さくいん」を掲載。また、本文は小学校低学年からも読めるよう、すべての漢字に読みがなを付しています。

各巻構成

 

第1巻 北海道・東北・北関東
北海道/牛乳・乳製品、ジンギスカン 青森/リンゴ、大間のマグロ 岩手/わんこそば、雑穀 秋田/きりたんぽ、ハタハタ 宮城/フカヒレ、仙台みそ 山形/サクランボ、米沢牛 福島/川俣シャモ、喜多方ラーメン 茨城/納豆、レンコン 栃木/かんぴょう、宇都宮餃子 群馬/下仁田ネギ、水沢うどん ほか
第2巻 南関東・甲信越・北陸
埼玉/草加せんべい、深谷ネギ 千葉/ピーナッツ、しょうゆ 東京/江戸前の魚介類、べったら漬け 神奈川/小田原のかまぼこ、シュウマイ 山梨/ブドウ、ほうとう 長野/信州そば、レタス 新潟/南魚沼産コシヒカリ、おけさ柿 富山/ホタルイカ、富山のかまぼこ 石川/加賀野菜、いしる 福井/越前がに、おぼろ昆布 ほか
第3巻 東海・近畿
静岡/静岡茶、駿河湾のサクラエビ 愛知/八丁味噌、名古屋コーチン 岐阜/朴葉みそ、柿 三重/松阪牛、伊勢えび 史が/鮒ずし、近江牛 京都/京野菜、ハモ 大阪/泉州の水ナス、押し寿司 兵庫/灘の酒、明石鯛 奈良/三輪そうめん、奈良漬け 和歌山/南高梅、金山寺みそ ほか
第4巻 中国・四国
鳥取/砂丘らっきょう、二十世紀梨 島根/宍道湖のシジミ、生姜糖 岡山/マスカット、ママカリ 広島/カキ、広島菜 山口/下関のフグ、岩国寿司 徳島/スダチ、なると金時 香川/オリーブ、さぬきうどん 愛媛/愛媛ミカン、じゃこ天 高知/ユズ、カツオ ほか
第5巻 九州・沖縄
福岡/辛子明太子、もつ鍋 佐賀/有明海のノリ、呼子のイカ 長崎/長崎ちゃんぽん、カステラ 熊本/熊本あか牛、芥子れんこん 大分/関あじと関さば、カボス 宮崎/みやざき地頭鶏、日向夏 鹿児島/カツオ節、サツマイモ 沖縄/モズク、チャンプルー ほか

 

刊行のことば

「刊行にあたって」
向笠千恵子(食文化研究家、農林水産省「農山漁村の郷土料理百選」委員、同「食アメニティコンテスト」審査委員長)

 日本は小さな島国ですが、古来よりその土地土地の気候、風土、歴史が異なり、それが文化や県民性などに大きな影響を与えてきました。とくに食べものに関しては、県単位だけでなく限られた狭い地域であっても、その扱いや食べ方、加工方法には違いがあります。もともと自然と対峙するというより、自然と共存してきた日本人の食は、食材の「旬」と「地のもの」が基本です。四季や海流の変化によってとれる豊富な食材をいかにおいしく加工し、また上手に保存するかなど、先人の食べものに対する知恵と工夫には感心させられます。
 しかし、今、日本では食の危機が叫ばれています。豊かになったはずの生活の中で、あまりにも安易で画一的な食事が増えたことで、子どもたちの健康だけでなく、日本人のアイデンティティさえも失われつつあります。そんな状況だからこそ、日本の食べものを見直し、故郷の食の豊かさを知り、他の地域の食べものや食文化を知ることは、子どもたちの食育にとって大きな役割を果たすことと思います。
 食べることは、本来楽しいことであり、“生きる力”の原点です。この本を通して、食べものについて、日本の豊かな食文化についてともに学んでいきましょう。

推薦のことば

「各地の暮らしと豊かな美味を読む」
岸朝子(食生活ジャーナリスト)

 “狭い日本、そんなに急いでどこへ行く”といった交通安全の標語がありましたが、どうしてどうして流氷が浮かぶ北海道から珊瑚礁が輝く沖縄まで、細長くのびた日本の気候風土は変化にとみ、春夏秋冬の季節の移り変わりで生産物も変わります。
 料理記者五十数年になる私は、一都一道二府四十三県くまなく訪れ、各地の歴史や伝統が伝えられる暮らしと美味に驚くと同時に、この国に生まれ育った幸せを感じます。最近では、長寿国日本の美味、美食にあこがれ、注目されるようにもなりました。
 各地の暮らしと豊かな美味がつまったこのシリーズが、いずれ翻訳されて世界にこれら“日本の美味”が発信されることを願います。

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