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算数の探険 第9巻 数は魔術師

算数の探険 第9巻 数は魔術師

(数の性質)

 

算数の探険 第9巻 数は魔術師

カタログPDF

編著者

遠山啓

巻数

全1巻

体裁

A4判変型(265×205mm)・上製・116ページ
本文:オール2色

本体 3,600円+税
ISBN 978-4-284-20198-8 NDC410
刊行年

2011年06月刊

 
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底 本

※本書は,1973年に刊行された『算数の探険』全10巻(ほるぷ出版)の復刊です。

特 色

ポイントをおさえた説明
たし算、ひき算はなぜそうしたやり方をするのかといった算数の基本を、くわしくていねいに説明しています。

量を大切にする
数は量を抽象化したものととらえ、量を特にていねいに扱い、説明しています。分数や小数を理解するにも、長さや体積などの量の考え方を用います。

算数をおもしろくする
「まなび」と「遊び」を一致させ、徹底的にわかることをめざしています。さらに算数のおもしろさがわかるよう、特別に第10巻『数と形のクイズ』を設けています。

小学校6年間の学習領域をカバー
小学校で習う算数のすべての内容を、子どもが理解しやすい独自の体系で展開。中学校で習う「プラス・マイナス」や代数の文字なども自然な流れのなかでまなべます。

根強い人気の本を復刊
『算数の探険』全10巻(1973年、ほるぷ出版)を、初刊のスタイルのまま復刊。明らかな誤字脱字、現代では不適切な表現や、年代的なずれの出る箇所は修正を行い、短い注(※)を加えたところもあります。

*「算数の探険」?「算数の探検」?
「探険」の語は、現代では「探検」とする方が一般的ですが、タイトル、本文とも、初刊のまま「探険」としています。

「算数の探険」に出発しよう!
「子どもの頃に読んだ本書を、自分の子どもにも読ませたい」
「美しい絵が忘れられない」
「意味はわからなくても絵本感覚で読めて、自然に算数の基礎がわかる」
と、長い間復刊が待ち望まれていた遠山 啓氏の名著『算数の探険』全10巻を復刊したのが本書。絵本形式のこの学習書は、算数はあまり得意でないユカリ、サッカー、ピカットという同じクラスの3人が、算数の世界の探険にでかけ、次々に出てくる問題に頭をひねり、まちがえながらも進んでいく。この探険を見守り、考えを整理し疑問に答えてくれるのは、世界的な大数学者の「はかせ」。ほかにはかせの助手のオウムや大きな数が大好きなマクロ、小さな数が得意のミクロ、すぐに眠くなるグーグーなど、ゆかいな仲間たちが登場。算数の苦手な子どもがどこでつまずき、いかにすれば理解が届くのかを追った遠山氏の研究がこの全編に生かされている。絵は伊沢春男、安野光雅ほか。初刊当時ついていた付録などはついていない。明らかな誤字脱字や現代では不適切な表現がある場合は訂正しているが、それ以外は原則として初刊のスタイルのまま復刊した。

内容構成

数の不思議と歴史を楽しもう!

魔方陣やクイズで不思議な数に出会えます。
後半は古代エジプトの数字など、数の歴史の探険です。

〔目次〕

●自然数…2進法ってなんだ?
●約数と倍数…最大公約数をもとめる
●素数…素数って何だ?
●去年の今日は何曜日?
●数の国の博物館 ほか
 

                                  

                                

                                

 〔第9巻・ページ見本〕

刊行のことば

『算数の探険』について 遠山啓

算数の探険には、たし算、ひき算、かけ算、わり算がでてきますが、なぜそういうやり方をするのかをわかっていなければなりません。…子どもたちが算数でつまずくのは、練習不足とか、子ども自身が怠けたためというより、このような急所がよくつかめないからなのです。…
この本に出会った子どもたちは、他人の助けをかりないで、どんどん先へ勉強をつづけていけると思います。…
また、算数ぎらいになってしまった子どもも、この本によって、算数のおもしろさを知り、算数の勉強を、さらにすすんで学校の勉強全体を見直すようになってくれるでしょう。(抄録 1973年10月25日)


著者と水道方式について

遠山 啓(とおやま・ひらく)
(1909〜1979)

熊本県出身の数学者、数学教育者。東北帝国大学理学部数学科卒。1949年、東京工業大学教授。1951年に数学教育協議会(数教協)を結成。タイルを用いた指導、「量」にもとづく指導、「水道方式」による計算体系をつくるなど、小中学校での数学教育の改革に力を注ぐ。著作を編集したものに『遠山啓エッセンス』(全7巻)がある。『無限と連続』『数学入門』ほか著書多数。

水道方式とは
数計算を指導する方法として、一般的なものからしだいに特殊なものにうつすやり方を、高地から低地へ流れる水道の設備になぞらえて名付けたもの。のちに遠山啓の指導法そのものを指していうようになった。

推薦のことば

この本を推薦します
なんでも驚かないと、わかったことになりません。また驚いたときは、何かがわかったときです。そんな意味で探険は、なにかを探しにいき、冒険をし、そして何かをつかみ取ることです。
この本を見る人にとって、算数が冒険であることをねがっています。
画家 安野光雅


大人が読んでも楽しめる
本書は、算数と数にまつわる世界を登場人物らが読者とともに探険し、数の加減乗除からはじめて単位、小数・分数、図形、比例、関数、集合、一次方程式、連立方程式、正負の数などの内容を学んで身につけていく、という内容の絵本風の読みもの(全10巻)である。…どの項目も数ステップに分けられていて大変丁寧に分かりやすく説明されているし、探険隊メンバーが間違えてくれるところも、理解の助けになる。さらに、どの事柄も実社会に密接に関係があることがやさしく丁寧に説明されている。たとえば「単位」の導入では、どうしてそれが必要になったか、誰がそれを決めたのか、豊富な絵を用いて説明しており、それが面白い。…全体を通して、目で見ながら確実に理解できるのが楽しく、算数を通した実社会と人類の歴史の探険になっているところが面白い。…学ぶことは本来とても楽しいことだということを教えてくれる。
大阪大学大学院准教授 角 大輝
(「週間読書人」2011年9月16日号 書評記事より抄録)

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